大工が造る木の家
栗本建築 イメージ

木について

木には素晴らしい性質があります。
張り合わせたり塗装をしていない木を無垢といいます。
削られた木の表面は見た目にはわかりませんが、拡大すると細かい穴を
たくさん持っていています。
この穴が、湿度が高い時空気中の水分を吸い、湿度が足りなくなると吐き出すのです。
保温や保湿効果もあります。熱伝導率が小さく温度が逃げない保温効果があります。
日射しの強い時には保湿の調整が働き熱伝導率が小さいため断熱効果があるのです。

そして、樹木には二酸化炭素を酸素に変える光合成という仕組みがあります。
木が切られた後に住宅として加工されても木を燃やさない限り、炭素となって固定化され貯蔵されるのです。
木の家は光合成こそしませんが、大気への二酸化炭素の放出を少なくするという役割を果たしています。

他にも消臭作用や火や熱に耐えるなどさまざまな性質をもっているのです。
つまり、木の家は地球環境保護にもつながるのです。
そして、木は大きく成長するまでに60年以上かかると言われています。
60年以上壊さない家を造れば、木が減ることもなく、地球に優しい家造りなのではないでしょうか。
家を何十年、何百年と使い続けるには、先人達が使ってきた技を使い、天然資源を使っていくことが大切なことだと思っています。

しかし、木には、『くせ』があり、割れ、曲がり、そりなどがあります。
長年住むと、割れてきたり、隙間があいたりします。
それを理解したうえで、木の家を建てて下さい。


日本の誇、伝統の技を残すため

日本の建築文化は1000年以上の文化です。神社・仏閣だけがそれではありません。
民家もずっとそれを受け継いできています。しかし今、建築文化が途切れようとしています。

ここ10年ものすごい勢いで物、生活が進化向上しています。
家の建て方には色々あります。今、一番多いのがプレカット(機械を使って加工をする)
これでは、日本の伝統的な技は受け継がれず、大工の技術もなくなってしまいます。
家にとって、大切な骨組、目にはみえないけれど、この骨組が家にとってもっとも重要なのです。
丈夫な骨組は木の組み方によってもかわります。
木の組み方にも色々あります。昔から使われている伝統的な技を使うことが、丈夫な骨組です。
日本の伝統的な技は機械では造ることができないのです。
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